日常、普通に生きていても腹立つ出来事は必ずある。
俺もここ1ヶ月普通に生きていたつもりだが様々な出来事があった。
本日は満員電車に乗っていた時の話を3本立てでお送りする。
満員電車とは車内で人が押し込み合いながらギリギリの状態で保っている。
したがって人と人の距離は紛れもなく近い。
体は密着しているのは当たり前で気を抜けば顔と顔が急接近する事も多々ある。
だが乗員は出来るだけ車内でのこういう事態を避けるため、
出来る限り整列して自分の位置というものを確保している。
しかし、俺が最近乗った電車内でそれは起こった。
俺を含め乗員の殆どが進行方向に対し右側を向いているのにもかかわらず、
1人の男だけが
左側を向いているのである。
しかもあろう事か、俺の目の前で。
そいつは皆と同じ様に進行方向に対し右側を向いてればいればいいものを、
ずーと俺の方を向いとる。
もちろん電車内は満員。
ガンの飛ばし合いですわ。
なぜにお前はこっちを向いてるのだ。
なぜにお前の顔は俺の顔の目の前にあるのだ。
回れ右と。
今すぐ回りやがれと。
格闘技の試合前か。
じゃあいいよ?
俺が反転して逆方向の左側を向いてもいいよ?
でも今度は俺が別のオッサンとガンの飛ばし合いになるだけやろ?
格闘技の試合前か。
お前が皆と同じ方向さえ向いてくれればこの状況は打開出来るんじゃボケ。
消えてなくなってしまえ。
こんなに頭が悪い生き物は電車に乗る資格は無いのです。
電車賃返せ。
電車内はいろんなヤツがいる。
ずーーと、
しゃっくりをしてるヤツもおる。
仕事帰りのサラリーマンなのだが、
出発してからずーーとしゃっくり。
一回、次の駅で降りてしゃっくり止めてから乗って来いと言いたいくらいのしゃっくりだ。
体の全身を使ってしゃっくりしとる。
一回、一回体を振るわせとる。
こっちの身にもなってくれ。
笑いをこらえるのに必死や。
満員電車とは意外と静まり返っている為、
しゃっくりの音だけが響き渡っているのだ。
こっちの身にもなってくれ。
おそらく乗客全員笑いをこらえるのに必死や。
一回降りろと。
一回降りてくれと誰もが願っとる。
そして
こいつは今日の何時からこのしゃっくりと戦っているのだと。
いい加減息を止めてみるなどの対処策に出ろと、全員思っとる。
しゃっくりが止まるのを自然の流れに任せてるヤツは電車に乗る資格など無いのである。
電車賃2倍返せ。
でもこれがしゃっくりならまだいいわ。
まだかわいい方である。
静まりかえった車内で鼻息がピーピー聞こえてくる時程たちが悪いものは無い。
いつものように電車に乗っていると、
ピーピー聞こえてくる。
ピーピーピーピー聞こえてくる。
これは明らかに鼻息であり、確実に何か詰まっとる。
鼻の穴から何かが叫んどる。
犯人はすぐ右隣の若い男であり本人全く気にしてない様子。
少しは気にしろと。
しゃっくりのサラリーマンとは違いお前は年も若いんだから少しは気にして生きろと。
乗客全員思っとる。
しかしながらすぐ左隣にいた若い女がやたらと俺の顔を見てくる。
チラチラ、確実に俺の鼻辺りを見とる。
はっは〜んこの女、
犯人を完全に俺の鼻と勘違いしとる
完全に俺の鼻を楽器として見とる。
事件は俺の鼻では無い、
隣で起きてるんだ。
このままじゃイカン。
このままでは完全に俺へと罪が被せられるではないか。
犯人は俺ではなく、この右に居る男だ。
頼むから誤解しないでくれ。
俺は自分の鼻の無罪を必死に証明するために、
顔を少しだけ近ずけて無音をアピールする。
するとこの女、
変態を見るような目で俺をチラ見してきやがる。
クソ…
でもなぜなんだ。
すぐ右に居る犯人はなぜここまで冷静でいられるんだ。
これじゃ他人が見ても動揺しまくっている俺の方が完全に怪しいでは無いか。
鼻からあれほどのハーモニーを奏でてるというのになぜあそこまで冷静になれるんだ。
なぜなんだ。
ん?
はっは〜んこのヤロウ
びっくりするくらいのウォークマンしとる
自分の鼻が奏でてる音に全く気付いとらん。
完全にウォークマンを味方にしとる。
音に合わせて鼻でハモッてる場合か。
クソ…
この場合、俺か犯人が先に電車を降りて無罪を証明するしか無い。
俺が先に電車を降りた後、鼻息が車内に響いてれば俺の無罪は証明され、
犯人が先に降りた後、車内に静けさが戻った場合でも俺の無罪は証明される。
まぁ要するに、
女と俺と犯人の中で女が先に電車を降りさえしなければ俺の無罪は証明されるというわけだ…
3人とも一緒の駅だった。
みんな一緒の目的地。
この女から見た犯人は完全に俺と言う事であっけなく幕を閉じたのである。
完全にえん罪である。
あっけなくえん罪である。
したがって鼻クソが詰まってるヤツは電車に乗る資格などないのである。
電車賃分割で返せ。
今になってはどうでも良い事なのだが、
犯人がウォークマンで聞いていたメロディが漏れて俺の耳にも聞こえていたので紹介させてもらう。
スマップの「ありがとう」